リハビリテーション部
小児リハビリテーション
小児医療の役割は、子どもをすこやかに成長・発達させることです。小児リハビリテーションでは、ことばの遅れ、落ち着きがない、集団行動がうまく行えないなどの発達の遅れについて、小児科の医師と連携し、相談に応じています。お一人おひとりに合わせた援助プランを作成し、家庭での関わり方についての相談や、必要な場合は教育機関の先生方とも連携しながらお子さんのリハビリテーションを行っています。
主な対象疾患
- 発達障害
- 小児神経(てんかん)
発達の気になるお子さんをチームで支援
当院の小児リハビリテーションでは、発達障害(学習障害や注意欠陥・多動性障害)のお子さんを中心に相談を受けています。家でのお子さんの様子や心配事などをご家族と相談しながら、コミュニケーションを重視して、お一人おひとりに合わせたリハビリテーションを行っています。
バランス感覚が悪くて体の使い方があまり上手ではないお子さんには遊びを通して発達を援助し、集団行動が苦手なお子さんには注意力・集中力のトレーニングや、お菓子作りや工作といった「モノづくり」を通して環境に適した活動ができるよう、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)がそれぞれ対応しています。
また、普段から小児神経を専門とする小児科の医師と連携し、家庭での関わり方や声かけの仕方などの助言を行っています。
小児リハビリテーションを希望される方へ