心臓血管外科(循環器センター)
低侵襲手術を選び術後の生活の質を向上
心臓弁膜症や、症状が進行し、内科的治療が困難となった虚血性心疾患、大動脈瘤をはじめとした大動脈疾患の治療を行っています。
対象疾患
- 虚血性心疾患:狭心症、心筋梗塞など
- 弁膜症:大動脈弁および僧帽弁
- 大動脈疾患:胸部および腹部大動脈瘤、急性大動脈解離
- 末梢血管:閉塞性動脈硬化症、急性動脈閉塞
- 静脈疾患:下肢静脈瘤 ほか
- 診療日時
- 火~木曜 9:00~12:00
(外来受付 8:30~11:30)
※再来予約がある方は8:00より自動再来受付機のご利用ができます
※検体検査(予約分)は8:30より順次開始します - 連絡先
- 【予約・変更・キャンセル】
0120-87-0062/0120-87-0079
(電話受付 月~土曜 9:00~13:00、14:00~17:00)
※従来の番号(0944-87-0039/0944-87-0066)も利用可能ですが、通話料がかかります
高木病院心臓血管外科で行っている主な手術を紹介します。
心臓弁膜症
弁膜症の手術は弁置換術(病変が出現した弁を取り換える)と、弁形成術(悪い部分を修復し形を整える)があり、当院では、僧帽弁形成術や弁温存人工置換術など、術後のQOL(生活の質)を考慮し、主に自己弁組織を温存する手術法を用いています。
大動脈弁置換術では、主に人工弁を使用しますが、当院では長期の服薬の必要がない生体弁を積極的に取り入れています。また、右胸の小さい切開から僧帽弁手術を行う低侵襲手術にも対応しています。
大動脈弁置換術では、主に人工弁を使用しますが、当院では長期の服薬の必要がない生体弁を積極的に取り入れています。また、右胸の小さい切開から僧帽弁手術を行う低侵襲手術にも対応しています。
虚血性心疾患
狭心症や心筋梗塞などが進行し、内科的治療が困難となった場合、これらを外科的に治療する「冠動脈バイパス術」が選択されます。
心臓停止下の冠動脈バイパス手術のほか、人工心肺を使わず心臓を動かしたままで行う、身体への負担が少ない心拍動下バイパス手術を行っています。慎重な手術管理のもと、患者様の年齢や全身状態を考慮し、最適な治療を提供します。
心臓停止下の冠動脈バイパス手術のほか、人工心肺を使わず心臓を動かしたままで行う、身体への負担が少ない心拍動下バイパス手術を行っています。慎重な手術管理のもと、患者様の年齢や全身状態を考慮し、最適な治療を提供します。
大動脈疾患
大動脈は直径2~3㎝の大きさがあり、その血管が太く拡大するのが動脈瘤です。動脈瘤は破裂後、著しく救命の可能性が低下するため、治療は破裂前に行うのが原則です。外科的な人工血管置換、またはステントグラフトのいずれかを行います。
人工血管置換は動脈瘤を切り取って新しく人工血管に置き換える手術で、手技的にも長期成績的にも優れた方法です。ステントグラフト治療は足の付け根を数センチ切るだけで行う、患者様への負担が少ない新しい治療法です。
人工血管置換は動脈瘤を切り取って新しく人工血管に置き換える手術で、手技的にも長期成績的にも優れた方法です。ステントグラフト治療は足の付け根を数センチ切るだけで行う、患者様への負担が少ない新しい治療法です。