消化器内科(消化器センター)
最新の機器を導入し、年間約7,000件の内視鏡検査・治療を実施
- 診療日時
- 月~金曜 9:00~12:00
土曜 9:00~12:00
(外来受付 8:30~11:30)
※再来予約がある方は8:00より自動再来受付機のご利用ができます
※検体検査(予約分)は8:30より順次開始します
※内視鏡検査(特に胃カメラ検査)は予約制となります。ご予約がない場合は長時間お待たせするか、後日の検査をご案内する場合がございます - 連絡先
- 【予約・変更・キャンセル】
0120-87-0062/0120-87-0079
(電話受付 月~土曜 9:00~13:00、14:00~17:00)
※従来の番号(0944-87-0039/0944-87-0066)も利用可能ですが、通話料がかかります
最新の内視鏡画像診断支援システムを導入
スクリーニング検査や精査内視鏡検査時には積極的に画像強調内視鏡や拡大観察を併用し、病変の早期発見に努めております。また、最新の内視鏡画像診断支援システム「CAD EYE」を導入し、より精緻な検査が可能となりました。
また、がん以外のどのような症例でも、気になる症状がありましたらお気軽にご相談ください。
消化器がんに対する内視鏡治療
早期発見された消化管腫瘍に対しては内視鏡的切除を行います。EMR、ESD に加えて、cold snare polypectomy や under water EMR など、低侵襲で有効な新規治療法の導入も、適応を考慮しながら積極的に行っています。
この症状があれば一度受診を
2020年の1月~12月に新たにがんと診断された人のうち、最も多いのが大腸がん14万7,725人(15.6%)、3位が胃がん10万9,679人(11.6%)と、消化器がんの占める割合が多くなっています(日本対がん協会部位別がん罹患数2020年より)。
がんは早期に発見・治療すれば完治も可能な病気です。主な消化器がんの「もしかしたらがんのサインかも」という症状や、がんのリスクをご紹介します。
ぜひチェックして、気になる症状があれば早めに受診を!
食道がん
- 食べ物が飲み込みにくい、つかえる感じがする
- 胸やけや胸の痛みが続く
- 声がかれる
- 体重が急に減少する
【リスク】
- 喫煙
- 過度の飲酒
- 熱い飲み物を頻繁に飲む習慣
- 胃食道逆流症
胃がん
- 胃の不快感や痛みが続く
- 食欲が減退する
- 吐き気や嘔吐(おうと)
- 黒い便(タール便)
【リスク】
- ピロリ菌感染
- 喫煙
- 高塩分の食事
- 家族に胃がんの既往がある
大腸がん
- 血便や便に粘液が混じる
- 便秘と下痢を繰り返す
- 便が細くなる
- 下腹部の痛みや張り感が続く
【リスク】
- 肥満
- 加工肉の多い食生活
- 運動不足
- 家族歴(親族に大腸がん患者がいる場合)
胆道がん
- 黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)
- 右上腹部の痛み
- 茶色の尿や白っぽい便
- 食欲不振や体重減少
【リスク】
- 胆石症
- 慢性的な胆嚢炎
- 肝内胆管結石
膵がん
- 黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)
- 背中や上腹部の痛み
- 食欲不振や体重減少
- 糖尿病が急に悪化する
【リスク】
- 喫煙
- 肥満
- 慢性膵炎
- 家族歴(親族に膵がん患者がいる場合)
消化器がんの高リスク
- 喫煙習慣がある
- 長期間の過度な飲酒
- 高脂肪・高塩分の食生活
- 運動不足
- 家族に消化器がんの既往がある
- ピロリ菌感染や慢性肝炎など既往歴がある
上記の症状やリスクに該当する方は、ぜひ早めにご相談ください。
胆道・膵臓疾患
また、超音波内視鏡 (EUS) を用いた病変の精査や、EUS 関連手技(FNA、胆道ドレナージ、膿瘍ドレナージ)を併用し、以前では対応の難しかった病態でも低侵襲な治療が可能となっています。
そのほか、胆のうや胆管、膵管の異常を詳しく調べるには、内視鏡的逆行性胆道膵管造影(ERCP)を行っています。カメラを口から十二指腸まで通すことで臓器を直接的に検査できるほか、組織を採取しての病理検査、さらには胆石の除去も可能です
IBD(炎症性腸疾患)外来
第2火曜 ※要予約
潰瘍性大腸炎、クローン病をはじめ、薬剤性腸炎、機能異常など、診断・治療に悩まれている症例がありましたらご紹介ください(紹介状必須となります)。[ 担当医:江﨑 幹宏 佐賀大学医学部教授 ]
365日・24時間緊急内視鏡に対応
胃潰瘍や十二指腸潰瘍など、消化管の疾患では合併症として出血を伴うことがあり、出血量が多いと緊急の治療が必要です。当院では休日・夜間帯はオンコール制で、365日・24時間緊急内視鏡が施行可能な状態を維持し、地域の救急医療体制に貢献できるよう尽力しています。
WEB問診を行っています
当センターでは、お待ち時間短縮のためWEB問診を行っています。
ご来院前に問診票を記入することができ、患者様の診察待ち時間の短縮につながります。
ぜひ下記からアクセスください。WEB事前問診を開始いただけます。