救急指定病院/基幹型臨床研修病院/DPC対象病院

医療法人社団高邦会 高木病院

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2025.06.27NEW

パーキンソン病NEWS【vol.4】治験やリハビリテーションの研究についてご紹介

パーキンソン病、多系統萎縮症、進行性核上性麻痺および関連疾患の、知っておくと役に立つニュース

高木病院では現在、パーキンソン病の方を対象とした治験やリハビリテーションの研究を行っています。ご興味のある方は、どうぞお気軽にご相談ください。

「よだれ」でお困りのパーキンソン病の方へ ~貼り薬の治験のご案内~

現在、18歳から80歳までのパーキンソン病の方で、「よだれ」にお困りの方を対象とした治験を行っています。
 
  • 治験薬は貼るタイプ(貼付剤)のお薬です。
  • 研究期間は約1年(56週間)です。
  • はじめに、効果のあるお薬(治験薬)と、効果のないお薬(偽薬)を使うグループに分かれていただきますが、最終的にはすべての方に治験薬を使っていただける内容になっています。

VRを使った新しいリハビリテーション研究のご案内

パーキンソン病の方を対象に、VR(バーチャルリアリティ)機器と卓球ソフトを使ったリハビリテーションの研究を始めました。
VRを使ったリハビリテーションは、今注目されている新しい方法です。パーキンソン病の方にも、その効果を早く実感していただければと思っています。
ご参加いただいた方は、以下のどちらかのグループに分かれます。
 
  • VRリハビリグループ
    週に2回(曜日は月曜〜土曜の中から)、2カ月間 高木病院に通院していただき、VR卓球リハビリテーションを受けていただきます。また、健康に役立つニュースレターもお渡しします。
  • 対照グループ
    VRリハビリテーションは行わず、健康ニュースレターのみをお渡しします。
ご関心のある方、ご質問のある方は、高木病院 脳神経内科までお気軽にご連絡ください。
TEL:0944-87-0001(高木病院代表)

新任医師のご紹介と最新医療機器の導入について

このたび、福岡山王病院脳神経外科に新しく医師が着任されましたので、ご紹介いたします。今年3月より、国立病院機構西新潟中央病院から着任された脳神経外科部長の白水洋史(しろず ひろし)医師です。
白水医師は「日本定位・機能神経外科学会認定機能的定位脳手術技術認定医」で、てんかん、松果体腫瘍(しょうかたいしゅよう)、パーキンソン病などに対する外科的治療を専門とされています。これまで国内外の多くの患者様の診療・治療にあたってこられました。
さらに、白水医師の着任に合わせて、福岡山王病院では最新のロボット支援手術装置「ROSA(ロザ)」を導入いたしました。
「ROSA」はフランスで開発された神経外科・整形外科向けの手術支援ロボットで、特にてんかんや松果体腫瘍に対する外科的治療や、パーキンソン病に対する脳深部刺激療法で効果を発揮します。
また、同院は術中画像確認装置であるO-armの両者をともに備えた日本初の施設であり、より精度の高い治療を提供することができます。
O-armは日本国内での導入はまだ4台目となる、非常に新しい医療機器です。
パーキンソン病で、手のふるえや薬の効果が切れる「オフ」の時間にお悩みの方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽に同院の「脳神経内科」または「脳神経外科」へご相談ください。

福岡山王病院 https://f-sanno.kouhoukai.or.jp/
TEL:092-832-1110(福岡山王病院代表)