臨床工学室
現代の医療は高度な医療機器がなければ成り立ちません。医療機器の高度化・複雑化が一層進むなか、医学と工学の知識をかねそなえた臨床工学技士の存在は、医療の進歩にともない、ますます大きくなっています。
40以上の診療科が揃い、急性期から慢性期まで幅広く診療を行っている高木病院には高度な医療機器も揃い、臨床工学技士が現場で学びキャリアアップできる機会も多彩です。
法人からの支援制度もあり、多くの先輩臨床工学技士がより専門性の高い資格取得にチャレンジしています。
40以上の診療科が揃い、急性期から慢性期まで幅広く診療を行っている高木病院には高度な医療機器も揃い、臨床工学技士が現場で学びキャリアアップできる機会も多彩です。
法人からの支援制度もあり、多くの先輩臨床工学技士がより専門性の高い資格取得にチャレンジしています。
教育体制
入職後の臨床工学技士は4月より研修が開始されます。研修スケジュールは月ごとに到達目標が設定されており、OFF-JT(Off-The-Job Training)として業務に必要な基礎的知識を習得させ、並行してOJT(On-The-Job training)での臨床業務も開始していきます。
過度な負担にならないよう先輩技士による細やかなフォローアップをおこなうとともに、チーム医療に貢献できる臨床工学技士の育成を目指し、多職種と連携しながら若いスタッフの教育に取り組んでいます。
ジョブローテーション
当院では急性期から慢性期まで幅広い業務に臨床工学技士が携わっています。数年間かけて血液浄化・循環器・手術室・医療機器管理など多様な業務を経験・学習させ、幅広いスキルと知識をもったジェネラリスト育成を目指しています。当グループは診療科も豊富で、幅広くさまざまな症例に関わることができ、自分自身の学びを深めることができます。
また、グループ内他病院(福岡山王病院:福岡市早良区百道浜3-6-45)との人材教育交流もおこなっています。
また、グループ内他病院(福岡山王病院:福岡市早良区百道浜3-6-45)との人材教育交流もおこなっています。
資格取得のための支援
当院にはさまざまな資格を持った臨床工学技士が働いています。国際医療福祉大学・高邦会グループでは、学会発表、必要と認められた資格取得や講習受講に関して参加費・交通費などの補助制度があります。
2021年度に臨床工学技士法が改正され、臨床工学技士の業務範囲が拡大されました。追加された業務に関する指定講習会も補助により受講しており、各個人の負担を軽減しながら知識習得・スキルアップをサポートしています。
2021年度に臨床工学技士法が改正され、臨床工学技士の業務範囲が拡大されました。追加された業務に関する指定講習会も補助により受講しており、各個人の負担を軽減しながら知識習得・スキルアップをサポートしています。
過去のおもな参加学会(一部抜粋)
- 日本臨床工学会
- 九州・沖縄臨床工学会
- 福岡県臨床工学会
- カテーテルアブレーション関連秋季大会
- 日本体外循環技術医学会大会
- 日本人工臓器学会大会
- 日本集中治療医学会学術総会
- 日本透析医学会学術総会
- 日本急性血液浄化学会学術集会
- 九州人工透析研究会
- 日本心血管インターベンション治療学会(CVIT)学術集会
- 日本不整脈心電学会学術大会 など
おもな取得資格
- 体外循環技術認定士
- 心臓リハビリテーション指導士
- 3学会合同呼吸療法認定士
- 医療機器情報コミュニケーター(MDIC)
- 透析技術認定士
- 臨床ME専門認定士
- 第1種ME技術者
- 第2種ME技術者