救急指定病院/基幹型臨床研修病院/DPC対象病院

医療法人社団高邦会 高木病院

診療科・センター

消化器内科(消化器センター)

最新の機器を導入し、年間約7,000件の内視鏡検査・治療を実施

高木病院消化器内科では、佐賀大学の協力・指導を受け、消化管(食道、胃、十二指腸、小腸、大腸)、胆道、膵臓の病気の診断・治療を行っています。年間の内視鏡検査は約7,000件です。2021年4月からは中村昌太郎医師をセンター長に迎え、消化器センターを開設。胃・大腸を中心とした消化器がんの早期発見・診断・治療に努めています。小腸に対するダブルバルーン内視鏡、カプセル内視鏡も可能で、胃がんには日本ヘリコバクター学会の認定医が専門的な立場でピロリ菌除菌を徹底して行います。消化管悪性リンパ腫に対しても経験豊富な医師が的確な診断・治療を実施しています。病状によっては外科や血液内科、放射線治療センターとも連携した幅広い治療が可能です。
診療日時
月~金曜 9:00~12:00
(外来受付 8:30~11:30)

※再来予約がある方は8:00より自動再来受付機のご利用ができます
※検体検査(予約分)は8:30より順次開始します
※内視鏡検査(特に胃カメラ検査)は予約制となります。ご予約がない場合は長時間お待たせするか、後日の検査をご案内する場合がございます
連絡先
【予約・変更・キャンセル】
0120-87-0062/0120-87-0079
(電話受付 月~土曜 9:00~13:00、14:00~17:00)
※従来の番号(0944-87-0039/0944-87-0066)も利用可能ですが、通話料がかかります

最新の内視鏡画像診断支援システムを導入

広々とした内視鏡室で検査を行います
広々とした検査室には、最新の内視鏡画像診断支援システムを導入し、がんの早期発見にも威力を発揮しています。
スクリーニング検査や精査内視鏡検査時には積極的に画像強調内視鏡や拡大観察を併用し、病変の早期発見に努めております。また、最新の内視鏡画像診断支援システム「CAD EYE」を導入し、より精緻な検査が可能となりました。
また、がん以外のどのような症例でも、気になる症状がありましたらお気軽にご相談ください。
  • ポリープを検出すると枠で囲って表示すると同時に、検出音で術者に知らせる
  • 拡大観察を行うと、腫瘍性病変であることがわかる。腫瘍性もしくは非腫瘍性の鑑別結果も表示される

消化器がんに対する内視鏡治療

早期発見された消化管腫瘍に対しては内視鏡的切除を行います。EMR、ESD に加えて、cold snare polypectomy や under water EMR など、低侵襲で有効な新規治療法の導入も、適応を考慮しながら積極的に行っています。

胆道・膵臓疾患

胆管や膵管の診断・治療に対するERCPを行っています
処置に難渋する胆道結石症、特に巨大結石や積み上げ結石、術後消化管で通常の採石術が困難な症例に対してはラージバルーンを用いた EPLBD を施行し、良好な治療結果が得られています。
また、超音波内視鏡 (EUS) を用いた病変の精査や、EUS 関連手技(FNA、胆道ドレナージ、膿瘍ドレナージ)を併用し、以前では対応の難しかった病態でも低侵襲な治療が可能となっています。
そのほか、胆のうや胆管、膵管の異常を詳しく調べるには、内視鏡的逆行性胆道膵管造影(ERCP)を行っています。カメラを口から十二指腸まで通すことで臓器を直接的に検査できるほか、組織を採取しての病理検査、さらには胆石の除去も可能です

IBD(炎症性腸疾患)外来

第2火曜 14時~16時30分 ※要予約

潰瘍性大腸炎、クローン病をはじめ、薬剤性腸炎、機能異常など、診断・治療に悩まれている症例がありましたらご紹介ください(紹介状必須となります)。
[ 担当医:江﨑 幹宏 佐賀大学医学部教授 ]

365日・24時間緊急内視鏡に対応

胃潰瘍や十二指腸潰瘍など、消化管の疾患では合併症として出血を伴うことがあり、出血量が多いと緊急の治療が必要です。当院では休日・夜間帯はオンコール制で、365日・24時間緊急内視鏡が施行可能な状態を維持し、地域の救急医療体制に貢献できるよう尽力しています。

代表番号
TEL.0944-87-0001
診療日 月曜日~土曜日
外来受付時間
8:30~11:30/13:30~16:30